2009年版
<伊都どうぶつ病院新聞>

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1年を通じて(隔月発行ですが)こちらの「伊都どうぶつ病院新聞」で皆様にさまざまな動物の病気やその予防法などご案内していきたいと思います。

なるべくくだけた文章で皆様にわかりやすいように心がけてはおりますが、不明な点、わかりにくい点などありましたらお気軽に当院までお問い合わせください。

また一部飼い主さんからの要望もあり、バックナンバーを今号記事下より閲覧できるようにしますので、ご覧ください。


暑い日が続いていますが、体調を崩していませんか?今月は 「お家でできるグルーミング月間!」 今回は耳、爪、被毛の簡単なお手入れの方法をご紹介します。
<耳>  「耳の汚れが気になるけど、病院じゃないとできない」 ・・・そんなことはありません。お家でも、耳掃除はできます!ワンちゃんやネコちゃんの耳(外耳)はヒトとは違い、L型になっているため、鼓膜を傷つける心配はほとんどありません。
お手入れする時は、ガーゼや綿花にイヤークリーナー(耳専用の洗浄液)をつけ、それを指に巻いて耳をやさしく拭いてあげるようにしてください。綿棒は耳垢を奥に詰め込むことが多いので、お勧めはできません。
<爪>  爪が伸びてくると、動物にとって危険です!ひどく伸びている爪は先端が肉球に刺さってしまいます。楽しくお散歩をするために伸びた爪は切ってあげましょう。わんちゃんやねこちゃんの爪は次のようになっています。
爪の中には神経と血管があります。ここを傷つけないように爪きりします。(光にかざすと血管が見えることもあります。) 爪切りは市販されている専用の物を使いましょう。
<被毛>  抜け毛がたくさんあると毛玉の原因となってしまいます。 毛玉になってしまう前にムダ毛は落としてやるようにしましょう。市販されているブラシやコーム(くし)、スリッカーを使います。
(コーム)大きい目からコームを通します。もつれている時は指でほぐしてから再度コームを通します。もつれがなくなったら全体的に小さい目のコームをかけてあげます。
(ブラシ)コームの後、ブラシをかけてあげます。ブラシは毛の長いワンちゃんやネコちゃんにお勧めです。
(スリッカー)毛の短い動物の抜け毛を取るのにお勧めです。スリッカーは先が丸くないので強くこすると皮膚を傷つけることがありますので注意が必要です。
とはいえ、なかなかお家でできないときは、気軽に当院スタッフまでご相談ください。               伊都どうぶつ病院

2009年バックナンバー

フィラリア症の予防について

外耳炎について