2011年版
<伊都どうぶつ病院新聞>

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1年を通じて(隔月発行ですが)こちらの「伊都どうぶつ病院新聞」で皆様にさまざまな動物の病気やその予防法などご案内していきたいと思います。

なるべくくだけた文章で皆様にわかりやすいように心がけてはおりますが、不明な点、わかりにくい点などありましたらお気軽に当院までお問い合わせください。

バックナンバーを今号記事下より閲覧できるようにしますので、ご覧ください。


伊都どうぶつ病院新聞 新春特別号
2011年最初の話題は「マイクロチップ」!


皆さんは 「マイクロチップ」というものをご存知ですか?
マイクロチップは、犬やネコの皮膚の下に埋め込む”個体識別”のための、いわば名札のようなものです。
実際は リーダーという機械を使ってマイクロチップの情報を読み込むため、
マイクロチップそのものの大きさは2mmx13mm程度(タイ米ぐらい?)の大きさです。
またもちろん動物の体には影響を与えないような安全な素材で作られています。


         <マイクロチップの利点>

生涯を通じて動物の体の中にあるため、身元の情報がどんなときも失われることがなく、
情報を登録しておけば、もし 迷子になって保健所に保護されたとしても、早期に飼い主さんの下に返って来ることができます。
また海外へ動物を連れて行くときには マイクロチップを装着を義務化している国も少なくありません。
そういった国々ではわんちゃん、ねこちゃんのパスポートとして利用されています。


<マイクロチップを装着するには?>

まずは動物病院にご相談ください。装着するときは少し太い注射のようなもので皮膚の下に差し込みます。
その際、通常は痛みが少ないため無麻酔で行います。

費用は病院や地域によって差がありますが、 約¥4000〜¥6000ぐらいで行われることが多いようです。
また 福岡県では2011年2〜3月に環境省の事業として マクロチップ普及推進事業を行います。
内容は福岡県内特定病院において、 飼い主さんの負担¥1000でマイクロチップの装着を行い、
簡単なアンケートに答えてもらう、というものです。詳しくはかかりつけの動物病院にご相談ください



伊都どうぶつ病院       

2009〜2010年バックナンバー

フィラリア症の予防について

外耳炎について

グルーミングで皮膚病予防

内臓シリーズ第1弾「肝臓」

内臓シリーズ第2弾「腎臓」

内臓シリーズ第3弾「心臓」

2010年春の特別号

2010年春の特別号第2弾

内臓シリーズ第4弾「胃腸」

内臓シリーズ第5弾「子宮・卵巣」

冬号 「中毒」