2011年版
<伊都どうぶつ病院新聞>

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1年を通じて(隔月発行ですが)こちらの「伊都どうぶつ病院新聞」で皆様にさまざまな動物の病気やその予防法などご案内していきたいと思います。

なるべくくだけた文章で皆様にわかりやすいように心がけてはおりますが、不明な点、わかりにくい点などありましたらお気軽に当院までお問い合わせください。

バックナンバーを今号記事下より閲覧できるようにしますので、ご覧ください。


伊都どうぶつ病院新聞 春号
今回の話題は「今さらですけど狂犬病」!です


皆さんは 「狂犬病」「狂犬病予防注射」という言葉をよく耳にされると思います。
特にわんちゃんの飼い主さんはこの時期、「あ〜また春になったから、うちのわんこ(犬)に注射しなくちゃ。
と思われていることでしょう。
しかし最近、 狂犬病に対する知識や啓発が強くなされていないために、摂取率の低下が問題となっています。
そのため、この春号では再度、狂犬病と予防注射についてご紹介したいと思います。


         <狂犬病って?>


狂犬病とは、世界中に広く蔓延する伝染病で、多くの動物に感染します。
感染すると、 100%死亡する大変な感染症です。
狂犬病という名前の通り 犬やキツネが感染すると、咬みつくことで他の犬(動物)に感染します。
空気感染などはしないので、狂犬病が発生していない日本では極端に犬を怖がる必要はありませんが、
万一日本の国内で発生すると大きな問題となる可能性が高いと思われます。

<狂犬病予防注射って?>

狂犬病予防注射は狂犬病予防法という法律に基づいて、日本の国内に住む犬の飼い主は、
生後90日を過ぎた犬に狂犬病予防注射を接種しなければいけない、ということが定められています。
この注射を打つことで狂犬病の犬に咬まれたとしても、感染しない(もしくは症状を軽減する)ようにできます。
しかし現在、日本の国内では狂犬病の発生がなく、狂犬病予防の意識が希薄化してきており、接種率が低下してきています。
現在の接種率は50%を割り込んでいるということです。
このままだと、日本に狂犬病が入ってきたとき広く蔓延してしまうと考えられています。
狂犬病は日本の国内で発生していないとはいえ、世界のほとんどの国で発生しているため
いつなんどき日本に入ってくるともわかりません。
そのため、愛犬家の方々の協力のもと狂犬病予防注射の接種率を上げることが今の日本の急務であると思われます。
*狂犬病予防注射は「不活化ワクチン」という安全性の高いワクチンを使用しているため、効果期間が短く毎年接種する必要があります。




<狂犬病予防注射を接種するには?>

糸島地域では集合注射(各地区の公民館などで行う注射)が4月と5月に行われます。(詳しくは糸島市にお問い合わせください)
また糸島市の指定動物病院でも接種することができますのでぜひ、暖かくなってきたこの時期に接種しましょう。



伊都どうぶつ病院       

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フィラリア症の予防について

外耳炎について

グルーミングで皮膚病予防

内臓シリーズ第1弾「肝臓」

内臓シリーズ第2弾「腎臓」

内臓シリーズ第3弾「心臓」

2010年春の特別号

2010年春の特別号第2弾

内臓シリーズ第4弾「胃腸」

内臓シリーズ第5弾「子宮・卵巣」

冬号 「中毒」

マイクロチップについて